カットソーって意外と迷いませんか?毎年のように新しいブランドが並び、正直同じような質感でも値段はまちまちで差がわかりづらいアイテムですよね。
肌に一番触れるアイテムなので質感にはこだわりたいけど、その分ヘタリやすい。あまり高価なモノだと定番として着続けることは難しい。などなど、考えると意外と難しいアイテムなのです。
そんな中ユニクロは質感もよく洗ってもヘタリにくく安価だったのでヘビロテしていたのですが、諸事情によりユニクロをやめましたので、定番で気兼ねなく着れるカットソーについて改めて考えてみました。
ユニクロをやめた理由についてはこちらでご覧ください。ニュースにもなっているので知っている方も多いと思いますが目を背けたくない重要な問題がユニクロにはあります。ぜひチェックしてみてください。
メンズ Tシャツ ブランド 【買ってよかった BEST 5】
現役アパレル業界のサラリーマンが経験をもとに流行に左右されないオールシーズン使える”定番”をテーマに集めました。この5ブランドさえ選んでおけばTシャツ・カットソーで迷うことはありません。インナーでも一枚でも着用できるアイテム。ぜひご覧ください。
定番カットソーを選ぶコツ
今回選んだポイントは着心地、着回しのしやすさ、そして定番アイテムとして継続的に着続けることが出来るかどうか。いわゆる普遍的なアイテムかどうかを基準としています。
この3つの視点で選んでいけばトレンドに左右されず、無駄のないワードローブが完成すると思います。
定番カットソーを選ぶコツ
- 肌触りなど着心地の良さ
- インナーでも一枚着でも着れる着回しの良さ
- “定番”として着続けることが出来るか。
1.LOSANGERES APPAREL ロサンゼルスアパレル
まずは個人的に最も着ているブランド「LOSANGERES APPAREL(ロサンゼルスアパレル)」
サウスセントラルロサンゼルスに拠点を置くブランド、2016年にアメリカンアパレルの創設者であるDov Charneyによって設立されました。抜群の着心地と”気分”に合うサイズ感とカラー展開で抜群に使いやすいカットソーです。
まずは生地の厚みがいい。6.5ozの程よい厚みは白Tでもちょうど透けないぐらいの厚み。これが一枚着で着てもいいしインナーとしても使いやすい。着回し力抜群です。さらに、洗うほどに柔らかくなる生地は肌触りが良くストレスフリー。サイドに継ぎ目のない丸胴の形なので肌にタグがすれることがないので着心地が抜群です。
そしてサイズ感が絶妙によい。アメリカサイズなので日本サイズだとワンサイズ大きい(日本のMがLサイズぐらい)ことで自然なオーバーサイズで着れます。
また、労働環境や環境問題など持続可能な企業を目指している所も、購入者としてはポイントが高いですね。Tシャツのタグには生産者さんの肖像(似顔絵)が描かれていてとてもユニークです。これも生産者と消費者の距離を縮める取り組みだそう。まさに「生産者の顔が見える」商品です。
詳しくはこちらの記事でも書いていますので合わせてチェックしてみたください。
2.sunspel サンスペル
160年という長い歴史を持つ英国のカットソーブランド。ファストファッションとは対極に位置するブランドです。質感の良さと高級感が特徴的なカットソーが代表的です。
また可能な限り天然素材、オーガニック素材、リサイクル可能な素材を使用しており環境に配慮したものづくりを行っています。
ブランドのアイコンとなる「Q82 CLASSIC」シリーズはきれいな光沢と着心地の良さが抜群です。インナーとしてはもちろん、一枚着で着ても様になるクラシックなデザインです。
コットンの厚みやゴワツキが苦手な方におススメ。襟ぐりのリブも細めでキレイ目な印象なのでカットソーのカジュアルな雰囲気を変えたいときにぴったりのブランドです。
価格はカットソーにしてはやや高めですが、洗ってもヘタリにくくヨレもほとんどない印象でした。安くてすぐダメになってしまうモノを何枚も買うより、こういった生地にこだわりのあるブランドを選んだほうが結果的にコスパが良かったりします。一度は試していただきたいブランドです。
3.Hanes premium japan fit ヘインズ
言わずと知れたアメリカ生まれのカットソーブランド。パックTが有名で様々なシリーズが発売されています。その中でも「premium japan fit」をおススメしたい。
現代の日本人体型に合わせ絶妙なフィット感を追求。厳選されたコットンを100%使用し、紡績、編立て、縫製に至る全ての工程にMADE IN JAPANを採用しているこだわりのラインです。
インナーのイメージが強いですが、ポケット付きのデザインだとメインの一着として活躍します。肌触りがとても良く,japan fitならではの着心地の良さがポイントです。コスパもとても良いので迷ったらまずはコレ、という間違いなしのアイテムです。
最近はセレクトショップの別注アイテムも多く、それぞれ変わったデザインで販売されていますが、生地の厚みや透け感にかなり違いがあるんで、気になる方は実際に試着してみてください。
4.MXP エムエックスピー
MXPは、動きやすさや吸汗速乾性などスポーツウェアとしての機能性と、ベーシックで研ぎ澄まされたデザイン、そして、カラダから発するニオイの原因を中和する素材「マキシフレッシュ®プラス」をはじめとした先端の消臭テクノロジーを併せ持つブランドです。
着用感はコンセプト通り伸縮性があって動きやすく、夏場の暑い時期もベタベタしないストレスフリーな着心地です。基本的にはインナーとして最適な機能性ですが、ポケTなどメインとして着れるデザインもラインナップされています。
半袖Tシャツも良いですが、ロンTもおすすめ。季節の変わり目など微妙な気温の時期にヘビロテできるアイテムです。
母体となっているゴールドウィンはサスティナビリティについても情報発信している企業です。ホームページで取り組みが確認できますので気になる方はチェックしてみてください。
5.handvaerk ハンドバーク
andvaerk(ハンドバーク)は2013年にニューヨークにて創業したカットソーブランド。
元大手投資銀行家であったEsteban Sabaと、プラハの大学にてアートとテキスタイルデザインを専攻した妻のPetraの2人によって設立されました。
自らペルー綿(ピマ・コットン)を調達し、紡績、編み立て、染色、縫製までのすべての工程を自身の目が届くよう身内の経営する工場で行っています。その徹底した製品管理によって、商品完成度を高めています。
程よい艶感があるので一枚でも様になるキレイ目なカットソー。ややゆったりとしたサイズ感なので、sunspelよりも程よい抜け感がある印象です。
かなりソフトな肌触りでくたっとした落ち感があり、カジュアルとキレイ目の中間という感じなので幅広いスタイルに合わせやすいカットソーです。
“定番”から始まる”ミニマル”な暮らし
定番アイテムが決まると自然とミニマルな暮らしへと生活が変わっていきます。
なぜなら3つのメリットによって自然とモノが減り、本当に必要なモノだけが手元に残っていくから。
定番から生まれる3つのメリット
- 定番アイテムが決まれば衝動買いがなくなる
- 服選びの迷う時間がなくなり、時間に余裕が生まれる
- 継続的に定番アイテムを入れ替えることでモノが増えない
洋服に限らず日用品や食器、家具なども普遍的な”定番”のデザインであればトレンドに左右されることなく長く使えたり、モノが増えていきません。
自分にとっての定番アイテムを見つけて必要なモノだけがそろっている生活をしてみませんか?きっと空間や時間に余裕が生まれ気持ちの良い生活ができると思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。