SDGs 目標5 ジェンダー平等を実現しよう 【What’s SDGs ? #5】

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SDGsの理解を深めるため17の目標を一つずつ解説するシリーズ[What’s SDGs]

SDGsを豊かな生活を送るヒントとして自分事として考え行動することを目的としています。

こんな方におススメです

  • SDGsに興味がある
  • SDGsについてどんな行動すればよいのかわからないSDGsを取り組むメリット

SDGsを意識することで自然と毎日の行動が変わり生活の質が向上していきます。

一見関係のないように見えますが、SDGsを意識することでシンプルでミニマルな生活を送ることに繋がると感じています。

考え方が変わると日々の選択が変わり、行動が変わる。何が必要で何が必要でないかが見えてくるとシンプルでミニマルな生活にぐっと近づくと思います。ぜひ最後までご覧ください。

SDGssを理解するメリット

  • SDGsに対する個人の取り組むべき行動はQOL(生活の質)を向上することに繋がる
  • モノやコトを選ぶ基準が変わり責任ある選択ができる
  • 本当に必要なモノ・コトが明確になり、ミニマルな思考になる

ここ最近日本でも話題になる内容ですね。ニュースや政治家の失言も多いテーマですが、日本はジェンダー平等に関しては後進国という認識はかなり広く知られている印象です。

それはこの後記載している日本の現状からもよくわかると思います。なぜ後進国となっているのかについては歴史的な文脈や、古い価値観を持った人が社会的地位の高い位置に多いなどいくつも考えると思いますので、ここでは現状とこれからを考えるため、未来の話をしたいと思います。

目標5には9のターゲット

ターゲットとは?

ターゲットとは「1-1」のように数字で示されるものは、それぞれの項目の達成目標を示しています
「1-a」のようにアルファベットで示されるものは、実現のための方法を示しています

10のターゲット

  • 【5-1】すべての女性と女の子に対するあらゆる差別をなくす。
  • 【5-2】女性や女の子を売り買いしたり、性的に、また、その他の目的で一方的に利用することをふくめ、すべての女性や女の子へのあらゆる暴力をなくす。
  • 【5-3】子どもの結婚、早すぎる結婚、強制的な結婚、女性器を刃物で切りとる慣習など、女性や女の子を傷つけるならわしをなくす
  • 【5-4】お金が支払われない、家庭内の子育て、介護や家事などは、お金が支払われる仕事と同じくらい大切な「仕事」であるということを、それを支える公共のサービスや制度、家庭内の役割分担などを通じて認めるようにする。
  • 【5-5】政治や経済や社会のなかで、何かを決めるときに、女性も男性と同じように参加したり、リーダーになったりできるようにする
  • 【5-6】国際的な会議で決まったことにしたがって、世界中だれもが同じように、性に関することや子どもを産むことに関する健康と権利が守られるようにする。※国際人口・開発会議(ICPD)の行動計画、北京行動綱領とそれらの検証会議の成果文書
  • 【5-a】それぞれの国の法律にしたがって、女性も財産などについて男性と同じ権利を持てるようにし、土地やさまざまな財産を持ったり、金融サービスの利用や相続などができるようにするための改革をおこなう。
  • 【5-b】女性が能力を高められるように、インターネットなどの技術をさらに役立てる。
  • 【5-c】男女の平等をすすめ、すべての女性や女の子があらゆるレベルで能力を高められるように、適切な政策や効果のある法律を作り、強化する。

日本はジェンダー平等後進国?

家事に対する価値観と男性の参加

【5-4】に関連する内容として以下のようなデータがあります。男性が家事に関わる時間が海外に比べて日本は圧倒的に少ないという事実です。

家庭でお父さんとお母さんが家事と育児に費やす時間(1日あたり)

家庭でお父さんとお母さんが家事と育児に費やす時間(1日あたり)
SDGs CLUBより

平成28年に総務省が行った調査によると、日本では、6歳未満の子どもを持つ家庭で、夫が1日に家事・育児などに費やす時間は平均1時間23分で、妻が7時間34分。ほかの先進国と比較しても、夫が費やす時間は少ない。※6歳未満の子供を持つ夫婦の家事・育児関連時間(1日当たり、国際比較)
日本の値は、「夫婦と子どもの世帯」に限定した夫と妻の1日当たりの「家事」、「介護・看護」、「育児」及び「買い物」の合計時間(週全体平均)。

政治に参加する女性の割合

各国の女性の国会議員の割合(高い順)

各国の女性の国会議員の割合(高い順)
SDGs CLUBより

2020年1月時点で、国会議員のうち女性が半分以上の国は、ルワンダ(61.3%)、キューバ(53.2%)、ボリビア(53.1%)、アラブ首長国連邦(50.0%)の4カ国しかありません。日本は・・・なんと165番目!女性の議員は、全国会議員の10%未満です。

世界に比べて圧倒的に少ない!確かに記憶にある女性議員は数えられるほどでしかなく、国会中継を見ていても圧倒的に男性が多いですよね。

自分にできること

ジェンダー問題について考え理解する

まずは問題をとらえて理解することが大切です。その時に自分がどこか先入観を持っていることを意識することも大切かなと思います。

それはきっとどこかのメディアで刷り込み敵に意識に入ってきている偏見や間違った知識を持っている可能性があるからです。

自分は当事者ではないので深く考えることはありませんでしたが、何気ない一言が実は悩みを抱えている友人や知人を傷つけている可能性もあるかかもと考えるようになりました。

いわゆる「多様性」について理解していくことが大切だと感じています。

 

 

家事に参加する

一番身の周りで意識することはやはり家事への参加でしょうか。自分はあまり料理が得意ではなく、たまに作る程度ですが積極的に参加したいと思います。苦手な分野も取り組んでいこうと思います。

まとめ

今回は目標5[ジェンダー平等を実現しよう]について解説していきました。

POINT

  • 目標が設定された背景を考える
  • 日本の現状を考える
  • 自分の行動や選択が間接的に関わっていないか考えてみる

SDGsは目標により個人で行動するには難しいと思える内容も多くあります。ですが調べてみると間接的に関わっていることが多いと感じます。

少しだけ普段のライフスタイルを見直すことで生活の質が変わってくると思いますので、ぜひ気にかけていただきたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

参考:SDGs CLUB

この記事を書いた人

Usk_ユースケ

Usk_ユースケ

ファッション業界のデジタル領域勤務。
コロナ禍をきっかけに価値観が大きく変化し、雑記ブログ「TheCycle」をスタート。イイモノ・イイコトをブログで発信中
・stand.fmでながらで聴くラジオと歌ってみた&オリジナル曲配信中
・instagramはコーヒー記録と歌ってみたを発信

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