サスティナブルとファッションの関係
こんにちは。今回はSustinable×Fashionをテーマにサスティナブルなファッションブランドをご紹介します。
ファッション産業は環境負荷が大きく、製造工程や服の廃棄などが問題になっています。最近ではSDGsの認知も少しずつ広がってきているため、ファッションブランドを展開する企業の取り組みに対して期待が高まっているように思います。
そんなファッション業界の中で、すでにリサイクル素材を使用したり、製造工程の見直しを行いサスティナブルなファッションを確立しているブランドがあるので紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。
こんな方におススメです
- サスティナブルファッションとは何か知りたい
- サスティナブルファッションに興味がある
- SDGsとは何が違う?
サスティナブルファッションとは?
前述したとおりファッション産業は環境負荷が大きい産業です。服一着を作るために大量の水を使用したり、工場で多くの排気ガスを排出したり、使用後の服の廃棄量が膨大であることなどが原因です。こういった環境への影響が大きい「服の一生」を見直し、環境に配慮した服作りが求められています。
サスティナブルなファッションとは供給する側である企業(ブランド)と私たち消費者が同じ目線で環境に配慮し、ファッションを楽しもうという考え方です。
サスティナブルファッションについて解説していますので合わせてチェックしてみてください。
ファッションと環境
SDGsとの関係
サスティナブルとは持続可能という意味があり、SDGs(Sustinable Deveropment Gorls=持続可能な開発目標)と共通のテーマです。SDGsの17の目標の達成を目指すことで、ファッション企業は必然的にサスティナブルファッションを実現できるかもしれませんが、企業の変化だけでは”持続可能”とは言えません。私たち消費者一人一人の消費行動を変える必要があります。
SDGsについて目標ごとに解説していますのでぜひチェックしてみてください。
SDGsをざっくり解説
サスティナブルファッション ブランド5選 【新しいファッションのカタチ】
今回は、“普段着”として手が出しやすく、”ファッションアイテム”として使いやすいブランドに注目しました。サスティナブルなファッションブランドという打ち出しで多くのブランドがある中、やはり普段の暮らしの中に無理なく取り込めることが大事だと思います。
普段来ているカットソーを1着サスティナブルなファッションブランドに変えてみることで意識が変わるきっかけになると思いますので気軽に試してみてください。
BRING
BRINGは「服から服をつくる」をテーマにしているブランド。古着を回収し化学分解した再生原料を使って作られる、資源を循環した製品”サーキュラーエコノミー”を実現するブランドです。
BRINGの独自技術で作られる[BRING Material]は再生ポリエステルはアパレル製品を製造する際に発生する残反や残糸、提供された古着を原料にしています。
定番のカットソーはドライな着心地でコットのような肌触りで普段着として着やすいデザインになっています。オンラインサイトで購入可能で、最近ではセレクトショップでの取り扱いや協業があったりとじわじわ広がっているブランドです。
ECOALF
ECOALF(エコアルフ)は、すべてのアイテムを再生素材や環境負荷の低い天然素材のみで作っている、ヨーロッパ発のサステナブルファッションブランドです。
ファッション産業が世界の天然資源を大量に使い続ける中でペットボトル、漁網、タイヤなどを独自の技術でリサイクルして生地を開発し、スタイリッシュで機能的なコレクションを創り続けています。
また、ブランド自らが海のゴミを収集してウェアをつくるなど、世界のサステナブルファッションをリードするブランドです。ECOALFは 「地球環境を守るために服を売る」という、新しい発想のブランドです。
直営店他、オンラインサイトで購入可能です。
Altarnative
アメリカ発祥のサスティナブルブランド。オーガニックコットンやリサイクルコットン、リサイクルポリエステル、ヘンプ混などのサスティナブル素材に使用し低影響染料を使用した生産やエコ包装など、素材以外にも環境へ配慮しています。
また、材料調達元の工場は厳格な倫理基準をもとに生産を行っており、人権にも配慮のあるブランドです。
patagonia
patagonia(パタゴニア)は登山用品やサーフィン用品、アウトドア、軍要因、衣料品を取り扱うブランド。環境に配慮する商品でしられており、環境問題に取り組むグループの助成を行っています。
製造工程や素材に関する情報はもちろん、労働環境や製品が環境に与える影響までを公開するなどサプライチェーンの透明性が高い企業です。自然環境の保護・回復のために売り上げの1%を寄付しており、これまで1億4000万ドル以上の寄付を行っています。
Teva
アメリカのフットウェアブランドで1984年に世界で初めてストラップ付のスポーツサンダルを開発。日本でも取り扱いが多くサンダルの定番ブランドになっています。
2020年からTevaの主要なストラップは100%リサイクルプラスチックを使用しており、これまで4000万本以上のペットボトルが埋め立て廃棄物になることを防いでいます。
その他にも会社全体の水使用量の削減に取り組んだり、廃棄物の削減を目指しパッケージの簡素化に取り組むなど製造に関わる工程を見直し可能な限り環境への負荷を軽減する活動を続けています。
まとめ
今回はサスティナブルなファッションブランド5選をご紹介しました。どのブランドもオンラインストアで購入可能で、取り入れやすい価格帯になっています。
ファッションの優先順位は生活の中で決して高くないかもしれませんが、衣食住に含まれるように生活の基本であることに変わりはないように思います。
毎日服を着るからこそ、持続可能なファッションについて少し考えてみると、服だけでなくモノの持ち方や選び方、消費の仕方が変わり、生活の質にも影響していくと思います。
サスティナブルなファッションをきっかけに気持ちの良い生活になっていくととても嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。